降雨ノーゲーム…阪神・伊藤将 次こそ虎史上初の新人左腕無傷3連勝に挑む

[ 2021年5月2日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神ー広島(3回表終了降雨ノーゲーム) ( 2021年5月1日    甲子園 )

<神・広>雨の中で力投する伊藤将(撮影・北條 貴史)
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 阪神は1日、広島戦が降雨ならびにグラウンドコンディション不良のため、3回表終了時にノーゲームとなった。先発したドラフト2位・伊藤将司投手(24)は3回無失点と好投。次回の登板で球団のドラフト新人左腕では史上初となる初登板から無傷の3連勝に挑む。

 試合は雨に流されても、快挙達成の可能性は残した。伊藤将は3回無失点の好投で、次回8日のDeNA戦の登板を勝ち取った。

 「立ち上がりが悪かった中で、粘って無失点で抑えられたことは良かった。また1週間ある中で、今日の反省を次の登板で生かせるようにしっかり調整していきたい」

 粘った。初回は2死三塁のピンチを招いたが、西川を二ゴロに打ち取った。続く2回も先頭の会沢に左翼フェンス直撃の二塁打を浴び、1死からクロンに死球も与えて1死一、三塁とされた。それでも、土俵際で踏ん張った。小園を注文通りの遊ゴロ併殺に仕留め、無失点。3回、3者凡退とリズムに乗りつつある中、強い雨と雷鳴に見舞われた。3回を投げ終えたところで、雨脚が一気に強まり、ノーゲームとなった。

 「天候が悪いということは分かっていたので、テンポよく投げていこうという意識は強く持っていました」

 天候には勝てなかったが、グラウンド内ではまだ負け知らずだ。4月7日の巨人戦でプロ初勝利を挙げ、同24日のDeNA戦ではプロ初完投勝利をマークした。球団ドラフト新人では84年に池田親興がデビューから5連勝しているが、左腕に限れば3連勝で「球団史上初」となる。

 矢野監督は左腕について「ウオーミングアップを含め3回まで一応投げているんでね。普通にローテを組んでいこうかなと思っている」と中6日の登板間隔で、8日のDeNA戦に投入する方針を示唆。あの江夏豊もなしえなかった快挙達成へ向け、次回マウンドに向かう。

 ≪無傷の3連勝の阪神新人投手は池田親興だけ≫新人投手がプロ初登板から無傷の3連勝すれば、昨季の坂本、伊勢(ともにD)以来。ドラフト制以降入団の阪神新人投手では84年にデビュー5連勝した池田親興以来2人目。伊藤将が記録すれば左投手では初となる。

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