ロッテ・荻野 今季1号が防御率0・00左腕から値千金の決勝弾 「初球の真っすぐに絞って」

[ 2021年5月2日 16:54 ]

パ・リーグ   ロッテ6ー5楽天 ( 2021年5月2日    楽天生命 )

<楽・ロ(9)>荻野はマーティンに押されて一歩出てライトスタンドのファンに頭を下げる(撮影・篠原岳夫)
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 ロッテの荻野貴司外野手(35)の今季1号となる決勝弾で連敗を2で止めた。

 5-5で迎えた9回先頭で打席に立つと、楽天の守護神、松井裕樹投手が投じた初球、145キロ直球を強振。打球は左翼席に飛び込む1号ソロとなった。松井は今季ここまで14試合に登板して、14イニング連続無失点の防御率0・00だったが、35歳のベテランが貴重な一発を放った。

 ロッテは連敗を2で止め、貯金1に。首位の楽天との差を2ゲームに縮めた。

 3日からのZOZOマリンでの日本ハム戦は、日本ハムのコロナ感染者続出に伴い、中止が発表されている。

 ▼ロッテ・荻野 初球の真っすぐに絞って強く振りました。ホームランは考えていなかったので良かった。チャンスでも凡退していたので、何とか取り返したいと思っていた。3連敗しては(千葉に)帰れない、何としても勝とうと(チームで)話していた。

 ▼ロッテ・井口監督(3日からの試合中止に)逆にいい期間にしたいなと思う。若手が伸び悩んでいるところもあるので、この3日間でしっかりと打ち込み、週末のバファローズ戦に備えたい。

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2021年5月2日のニュース