広島 やられた…逆転負けで4連敗、今季ワースト借金3 佐藤輝に5打点許し“致命傷”に

[ 2021年5月2日 18:01 ]

セ・リーグ   広島3-7阪神 ( 2021年5月2日    甲子園 )

<神・広(7)>4回1死満塁、菊池涼は遊ゴロに倒れるも、一塁へのヘッドスライディングで併殺を免れ、三走・安部が生還する(撮影・坂田 高浩)
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 広島が、2日の阪神戦で、痛い逆転負けを喫した。これで、雨天中止を挟んで4連敗。借金が今季ワーストを更新する「3」までふくらんだ。

 序盤は打線に活気があった。試合前までセ・リーグでトップの防御率1.78を誇る阪神・ガンケルを攻略した。3回、1死二塁から鈴木誠が、先制の適時二塁打。「ランナーを還すことができてよかった」と先制点を振り返ると、4回には1死満塁で菊池涼が遊撃への併殺崩れ。ヘッドスライディングで勝ち越し点をもぎ取り、5回には2死一、二塁からクロンが右前に落とす適時打でリードを広げ、クロンは「良いところに落ちてくれたね。追加点につながってよかった」と笑顔を見せた。

 だが、先発の野村が誤算だった。2点リードの5回、無死満塁の危機を招くと、この日4番に座ったドラフト1位の佐藤輝に逆転満塁弾を浴びて降板。6回には3番手のコルニエルが、満塁機で佐藤輝に適時打を浴びるなど2失点。ルーキーに5打点を許したことが致命傷となった。野村は自身初となる開幕3連敗となった。

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