旭川龍谷など3校で甲子園出場 小池啓之氏が鵡川監督に就任「最後の力を振り絞る」

[ 2020年8月31日 06:00 ]

記念撮影に応じる小池氏ら鵡川関係者(左から三村校長、小池氏、竹中町長、鬼海監督)
Photo By スポニチ

 旭川龍谷、鵡川、旭川南と3校を甲子園に導いた小池啓之氏(68)が来年4月に鵡川の監督に就任する。むかわ町が30日、発表した。02年センバツに21世紀枠で初出場した際に鵡川の部長だった小池氏は「目標は甲子園」と力強く宣言した。

 17年夏に旭川南の監督を退き、一度は指導者人生に区切りを付けた。今夏に監督就任要請を受けた際には「驚き以外なかった」というが、竹中喜之町長の熱意に覚悟を決めた。旭川市からむかわ町に転居し、最低2年を目安に選手指導と後進の指導者育成に当たる。

 これまでも年に数回鵡川を訪れ、選手に講話をしてきた。「人生で負けない人間、逃げない人間になってほしいというのが主眼。人間力の向上を目指す」と築いた育成スタイルを貫く。道内高校野球界最高齢監督になるが「グラウンドでは言い訳できない。最後の力を振り絞る」と自らを奮い立たせた。

 前日、札幌市内にある盟友のお墓を訪ねた。鵡川を3度甲子園出場の強豪に育て、昨年8月19日に死去した佐藤茂富氏(享年79)。恩師の死をきっかけに人生を見つめ直した鬼海将一監督(36)が来春退任するため、巡ってきた4年ぶりの現場復帰を「将一の後始末をやってくるわ」と墓前に報告した。

 来年3月まで指揮を執る鬼海監督には全幅の信頼を寄せる。「彼の残したものを基礎にして指導する」と小池氏。02年センバツ出場時エースだった教え子のバトンを受け、佐藤氏の残した「元気・本気・一気」の三気野球の花を咲かせる。

 ◆小池 啓之(こいけ・ひろゆき)1951年(昭26)11月15日生まれ、東京都出身の68歳。市尼崎―駒大。旭川龍谷のコーチとして78年夏、監督として83年夏の甲子園に出場。98年に鵡川に赴任して、野球部長として02年センバツに21世紀枠で出場した。同年4月に赴任した旭川南で06年秋の全道大会を制し07年センバツ出場、17年7月に勇退。教え子に元日本ハムの池田剛基、浅沼寿紀がいる。家族は妻と1男2女。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年8月31日のニュース