阪神・岩貞 際立つ存在感!3連投で1回無失点の快投

[ 2020年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―3広島 ( 2020年8月30日    マツダ )

<広・神>4番手で登板した岩貞(撮影・坂田 高浩)
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 2夜連続で白星を呼び込んだ。3連投となった阪神・岩貞が、30日の広島戦で1回無失点の快投。無失点リレーのブルペン陣の中でも存在感は際立った。

 「中継ぎになって間もないですけど、3つのアウトを取るというのは変わらない。それに集中して、梅野と呼吸を合わせながら投げられたと思います」

 今や、しびれる場面でのバトンは意気に感じる。3―3で迎えた9回。失点すれば即ゲームセットの状況でも、強い腕の振りは変わらなかった。坂倉をスライダーで二ゴロに仕留めると、ピレラは直球で詰まらせ右飛。四球で走者を背負ったものの、磯村を遊ゴロと危なげなく抑えた。

 その後、大山の勝ち越し打が飛び出し、前夜も5回2死満塁のピンチを封じた左腕は2試合連続の白星。「中継ぎをしていると自分の勝ちよりはチームの勝ちを最優先で考えている」と勝利への貢献に喜びを見い出した。矢野監督も「竜平(小幡)もラッキーボーイ的な存在になってくれているけど。(岩貞も)中継ぎでしっかりしたボールを投げてくれているんで」とマウンドで勝ち運を発揮する男の出現を喜んだ。

 “春の準備”が真夏のフル回転を支える。先発時には右足をゆったり上げるフォームで腕を振ったが、中継ぎ転向を機にクイック気味のフォームでテンポ良くアウトを重ねている。3月上旬、ブルペン待機した際に「コントロールを重視して、クイックにしようと。これでもしっかり球に力が伝わるのも分かったので」と変更を決意。6月の開幕は先発で迎えたため、封印していたもう一つのフォームを再び解禁し、新たなポジションにもしっかりと対応している。

 「(3連投も)僕が先発している時に中継ぎ陣が3連投してくれたおかげで勝てている試合がたくさんある。全然苦じゃない」。
 配置転換を好機に変えた背番号17は、チームに欠かせぬワンピースになりつつある。(遠藤 礼)

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