侍ジャパン「2020+1 プロジェクト」がスタート コロナ禍の中、稲葉監督らの映像で全世代結束へ

[ 2020年8月31日 18:54 ]

侍ジャパン「2020+1 プロジェクト」の第1弾として公開されたプロモーション映像
Photo By 提供写真

 NPBエンタープライズは31日、侍ジャパン「2020+1 プロジェクト」をスタートさせた。第1弾としてトップチームの稲葉篤紀監督出演のプロモーション映像を公開。公式サイトやSNSで展開し、プロ野球やアマチュア野球の各大会などで順次放映する。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、今夏に予定されていた東京五輪のほか、各年代別カテゴリーの国際大会も多くが中止や延期に追い込まれた。世界的な感染収束の見通しもまだ立たない状況だが、経済活動への自粛緩和が進む中、侍ジャパンのスローガンである「全世代結束」を改めて呼び掛ける。
 映像では「2020年を失われた1年なんて呼ばせやしない。侍は、この国はいつだって逆境を跳ね返してきたじゃないか」と呼び掛ける。かつての侍ジャパンの戦いの名実況をバックに、稲葉監督が奮い立つ。「夢はどこかに消えたんじゃない。形を変えて待っているんだ」とのナレーションを経て、来年へ延期された東京五輪の野球決勝の舞台である横浜スタジアム上空に「1億人の円陣を組もう」とメッセージが流れ、結束を訴える。

 また、今後は定期的に公式YouTubeでの発信を続けていく。次回配信は9月7日午後6時を予定し、稲葉監督が出演し、東京五輪への意気込みを語る。その後も侍ジャパンのコーチ、OBらの出演、トップチーム選手のアンダー世代時代の秘蔵映像などを配信する。

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2020年8月31日のニュース