ヤクルト・山田哲 満塁弾男だ!池山に次ぐ球団2位8本目 自力V消滅危機救った

[ 2020年8月31日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト6―4DeNA ( 2020年8月30日    横浜 )

<D・ヤ>2回2死満塁、右越え満塁弾を放った山田哲はナインに迎えられる(撮影・島崎忠彦)
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 首位・巨人がデーゲームで勝ち、敗れれば中日に続いて自力優勝の可能性が消滅していた。崖っ縁に立たされたヤクルトを救ったのは、山田哲だった。

 「カウント(2―0)も有利だったので、とにかく自分のスイングをすれば良い結果が出ると思ってフルスイングした」。1―0の2回2死満塁。阪口が外角高めに投じた149キロ直球を逆らわずに強振し、右翼席に叩き込んだ。通算8本目のグランドスラムは、球団では池山隆寛(現2軍監督)の10本に次ぐ単独2位。7本の敵将ラミレス監督の目の前で抜いた。7回にもダメ押しの左越え適時打を放つなど今季初の4安打を放ち、同最多タイの5打点。連続試合安打も6に伸ばし、完全復活を印象づけた。

 7月27日に上半身のコンディション不良で出場選手登録を抹消された。それでも、高津監督は「(治療などで)やりたいこともあるみたいだし」と、1軍に同行することを許可してくれた。8月上旬には「いけます」と指揮官に直訴した。「ちょっと待ちなさい」とはやる気持ちを退けられたが、それも親心。指揮官は「我慢して休ませることで本来の姿になった。あの時の判断は間違ってなかった」と復活を喜んだ。

 連敗を5で止めたが、折り返しの60試合目で借金7の最下位。「チームに迷惑ばかりかけていたが、残りの試合でこういう活躍がもっとできたらなと思う」と山田哲。よみがえったフルスイングで高津監督の親心に応える。(黒野 有仁)

 ≪山田哲 8本目到達2番目の年少記録≫山田哲(ヤ)が6月27日巨人戦以来今季2本目で通算8本目の満塁弾。満塁本塁打のプロ野球記録は中村(西)の20本だが、ヤクルトでは池山隆寛の10本に次ぎ、ラミレス、畠山和洋の各7本を抜く単独2位に浮上。また、セで満塁本塁打を8本以上は18人目。各選手の8本目の到達年齢を調べると、最年少は66年王貞治(巨)の26歳1カ月で、山田哲の28歳1カ月は2番目の年少記録になった。

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