巨人・坂本 球団5人目の通算1000得点 自ら祝砲63打席ぶり一発&猛打賞

[ 2020年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人9-4ヤクルト ( 2020年7月26日    神宮 )

<ヤ・巨>初回、岡本のタイムリーで生還した坂本は通算1000得点達成(撮影・森沢裕)
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 復活の兆しだ。巨人・坂本が6―2の4回1死二塁から右中間へダメ押しの4号2ラン。出場15試合、63打席ぶりとなる一発に「逆方向にいい形で打ち返せたと思う」と久々の感触にうなずいた。

 遊撃内野安打で出塁した初回には通算1000得点を達成した。「チームメートのおかげです。感謝の気持ちしかありません。これからもチームのために積み重ねていきたい」。31歳7カ月での到達は史上3位の年少記録。6回にも右前打を放ち、今季2度目の3安打の固め打ちだった。

 自己ワーストタイの26打席無安打を記録するなど試合前まで打率・219と不振。それでも、欠場した日にはアメリカンノックを行って下半身をいじめるなど決して下を向くことのなかった主将が復調気配を漂わせた。

 その背中を見てきた岡本も3回にバックスクリーンへ11号ソロを放ち、今季2度目のアベック弾。初回には自らの適時打で坂本を生還させ「勇人さんの1000得点目のタイムリーを打てて光栄です」と喜んだ。(青森 正宣)

 ○…坂本(巨)が初回に通算1000得点を達成。プロ野球43人目。初得点は07年7月12日の阪神戦。巨人では川上哲治、王貞治、長嶋茂雄、柴田勲に次ぐ5人目。31歳7カ月での達成は70年王30歳2カ月、68年榎本喜八(東京)31歳6カ月に次ぐ3番目の年少記録となった。

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