【大谷と一問一答】大乱調で初黒星 腕振り切れず 次回登板へ「反省するところは反省を」

[ 2020年7月27日 09:37 ]

アスレチックス戦に先発した大谷翔平
Photo By AP

 エンゼルス・大谷翔平投手(26)が26日(日本時間27日)、アスレチックス戦に先発、実に693日ぶりの公式戦復帰マウンドとなったが、初回1死も取れず5失点で降板。チームが4―6で敗れ、今季初黒星を喫した。大谷は打者6人に対し30球を投げ、3安打5失点3四球で三振はなかった。

 以下、エンゼルス・大谷翔平投手(26)の試合後の主な一問一答。

 ――復帰登板の一番のテーマ。
 「勝つことがまず一番の目標ではありました。内容より」

 ――開幕前に対外試合で投げられなかった影響は。
 「(投げられ)ない人がもちろんいるので、それは言い訳にはならない」

 ――球速が18年より落ちていることについて。スプリットもあまり投げていない。
 「フォークは投げる前に終わってしまったって感じかなと思いますね。スライダーもですけど」

 ――無観客試合。ケガへの影響など
 「そうですね。腕がいまいち振り切れていなかったかなというのは全体的にあるかなと思います」

 ――次回登板への影響。
 「反省するところはもちろんその通りに反省したいですし。明日以降、試合あるので、まずは切り替えて打席に集中したいと思います」

 ――投球のメカニック的な課題は。
 「メカニックもそうですけど、ゲーム感というか、今日はただ投げているという感覚に近かったので。ゲームの組み立ての中で抑えられる準備をしたいと思います」

 ――腕がいまいち振りきれなかった原因について。
 「ゲーム感というか、バッターを抑えにいくという気持ちよりも球を投げることに集中していた感じなので」

 ――マウンドで緊張したか。
 「そうですね。打席とは違うちょっと違う緊張感があるかなと思います」

 ――3連続四球後にマウンドでコーチからもらった助言について。
 「全体的にまっすぐでリズムが作れていないところでまっすぐばっかり投げていたので、もうちょっと(変化球を)混ぜながらリズムを作ったらどうだと言われました」

 ――紅白戦の時からプレートの位置を三塁側から一塁側に変えた意図について。
 「ちょくちょく変えるので。日によって違うこともありますし、それは別に特別な感じではないかなと思います」

続きを表示

2020年7月27日のニュース