阪神・球児 苦しみながらも40歳初勝利 守護神返り咲きへ矢野監督は期待

[ 2020年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9-3中日 ( 2020年7月26日    ナゴヤD )

<中・神(9)>勝ち星を挙げた藤川(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 「勝利投手」の4文字にあまり意識はない。阪神の藤川は今季初勝利にもあまり意味を感じていないはずだ。21日に40歳になり、チームでは4人目という40代での勝利投手も同じ。2―3の7回に登板して、苦しみながらも無失点に抑えたことで、直後の逆転劇につながったことだけがうれしい。

 先頭の溝脇に四球、井領の犠打で1死二塁とピンチを招いた。大島を一飛、阿部を空振り三振に斬った。右肩のコンディション不良から再昇格して2度目のマウンド。23日の広島戦に続く2試合連続の無失点という結果はついてきたが、まだ本来、投げるべきところで投げていない。さらに状態を上げて勝ちゲームの9回を任せてもらい、日米通算246個目の「セーブ」が付いたときに本当の笑みがこぼれるはずだ。

 再び守護神で起用する方針を明らかにしている矢野監督が、いずれその可能性がくることを示していた。「前回よりも良かったと思うし。まあまあ、でもこれが一番上ではないと思うのでね。先頭打者にちょっと慎重になっていて、先頭打者をまず取ることが落ち着ける要素になると思うのでね」

 ゲームセットの瞬間に、マウンドで笑っている姿が似合うのは背番号22だけだ。

 《40歳以上の勝利投手は球団4人目》40歳0カ月の藤川(神)が今季初勝利。満40歳以上で勝利を挙げた阪神の投手は、若林忠志(32勝)、下柳剛(21勝)、能見(2勝)に続く4人目。藤川はNPB通算60勝目。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年7月27日のニュース