広島・菊池保 8回完璧3人斬りで今季初勝利 大逆転劇を支え「流れ止めたくないと思った」

[ 2020年7月27日 05:30 ]

セ・リーグ   広島10-6DeNA ( 2020年7月26日    横浜 )

<D・広8>広島6番手の菊池保(撮影・島崎忠彦)
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 6点差の大逆転劇を支えたのは、投手陣だった。特に直前で1点差に迫り、8回を3者凡退で切り抜けた菊池保が陰のヒーロー。「1点差だと何が起こるか分からないという気持ちだった。流れを止めたくないと思っていた」と汗をぬぐった。

 8回は、2番オースティンから始まるヤマ場だった。「ホームランを打てる打者がそろっている。気は抜けなかった」という菊池保は、オースティンを冷静にフォークで空振り三振でしとめ、ロペスは右飛。さらに佐野にはツーシームで空振り三振と完璧な内容で締めくくり、今季初勝利を飾った。

 13年目のベテランでもかみしめる一勝だ。スコットの不調で代役守護神に抜てきされたものの、セーブ機会での失敗が続き、再び配置転換されての今季1勝目。「どこで投げても、言われたところで一生懸命投げるだけ」と表情には出さなかったが、巻き返しへの思いが詰まった白星でもあった。

 目立たないが、奮闘したのが2番手の島内だ。2回5失点でKOされた遠藤の後を受け、3回から登板し、6人の打者を完璧に抑え、DeNAに傾いた流れを必死に止めた。そして9回の一岡も立役者だ。最後は1死満塁の危機を背負うが、桑原、梶谷を抑えて大逆転ドラマを完成させた。

 佐々岡監督は「本当によく粘ってくれた。中継ぎも野手も」と手放しで喜び、3連敗を阻止したチームの奮闘を称えた。救われた形の遠藤は「ランナーを出したところで慌ててしまい、修正できないまま大量失点してしまった。とにかく悔しい」と唇をかむしかなかったが、次回登板でチームに返す決意だ。

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