都高島・橋本 原因不明の左半身不随乗り込え中3以来の公式戦で3安打猛打賞「楽しすぎた」

[ 2020年7月27日 17:21 ]

2020年夏季東西東京都高等学校野球大会 東東京1回戦   都高島7―1都青山 ( 2020年7月27日    都営駒沢 )

高校野球・東東京・3安打の活躍を見せた都高島の橋本
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 都高島が都青山を逆転で下した。

 「5番・一塁」で先発した橋本昇汰内野手(3年)は中3時、頭部への死球を受けて脳しんとうを起こしたことをきっかけに、原因不明の左半身不随で一時は歩くことも困難になった。しかし、奇跡的に回復し、この日、中3以来となる公式戦の打席に立った。

 2回1死走者なしからその瞬間はやってきた。「もうワクワクしすぎて、早く試合がしたかった。打てないイメージがなかった」。2球目をつまりながらもフルスイングすると打球は鋭く中前へ。「ちょっと打ち損じちゃった」と苦笑いしながらも、5回の第2打席は先頭で中前打。同点のホームインもした。勢いそのままに6回も右前打で3安打の猛打賞。「1打席1打席がいつも最後と思って悔いなくフルスイングしようと思った」。思いをバットに乗せた。

 打席での怖さを克服するのには1年以上のリハビリを要したが「スタンドで応援してくれている人を見たら気持ちが伝わってきたし、楽しすぎて怖さは全然なかった」と満面の笑み。ようやくたどりついた公式戦の打席に「1人では絶対にここまで来れなかった」と感激の面持ち。最後の打者は一邪飛で、自らウイニングボールをつかみとった。そのボールは島修司監督に感謝を込めて手渡しした。

 「東京優勝、東西対抗も優勝して島先生を胴上げしたい」を目を輝かせた。

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