侍J・高橋礼 金への試練「実力不足です」4回2失点で今大会初黒星

[ 2019年11月13日 05:30 ]

第2回WBSCプレミア12スーパーラウンド第2戦   日本3―4米国 ( 2019年11月12日    東京D )

3回1死一、三塁、高橋礼はダルベックに適時二塁打を打たれる(撮影・篠原岳夫)
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 サブマリンが米国の前に沈んだ。高橋礼が4回4安打2失点で今大会初黒星。主導権を奪われる分岐点となった失投を悔やんだ。

 「外に投げないといけないところで甘く入ってしまった。実力不足です」。0―1の3回1死一、三塁。3番ダルベックに投じた初球スライダーだった。甲斐の外角要求に反して、真ん中へ入り左翼線適時二塁打された。序盤から、外角スライダーを見逃されカウントを悪くする投球が招いた1球だった。

 6回2死まで完全投球だった前回6日のプエルトリコ戦の快投再現はならず。ただ、稲葉監督は「また投げる機会をつくっていく」とし、3位決定戦以上に進出した場合の17日最終戦で、中継ぎも含めた起用を示唆。高橋礼は「結果を受け止めて、次があれば照準を合わせていきたい」と雪辱を誓った。(湯澤 涼)

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2019年11月13日のニュース