阪神、第9回「若林賞」に西 2011年から継続的に慈善活動

[ 2019年11月13日 17:35 ]

阪神・西勇輝
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 阪神は13日、本年度の第9回若林忠志賞に西勇輝投手(29)を選出したと発表した。

 同賞は2011年に創設。継続的に社会貢献活動やファンサービスに取り組み、野球人として優れた見識を持つ自チームの選手を表彰する制度。阪神創設時のエースで、社会貢献・慈善活動やファンサービスにおいて、プロ野球のパイオニアでもあったOBの故若林忠志氏の名前から命名された。

 西はオリックス時代の2011年から日本赤十字社や日本財団子どもサポートプロジェクトへの寄付を毎年行うなど、継続した社会貢献活動が評価された。

 今季開幕前の3月27日には、日本財団子どもサポートプロジェクトに昨年12月に実施したチャリティートークイベントの収益金70万円を寄付したと発表。「日本で生まれた子どもの約7人に1人が貧困状態であると聞き、私自身も一人の父親として、日本の未来を支えていく子どもたちに向けて何かしたいという思いがありました」と語っていた。

 余談だが、西が今年1月に自主トレを行ったハワイ・ホノルルのマッキンレー・ハイスクールは若林忠志の出身校という因縁もあった。

 授賞式は11月下旬、球団納会で行われる。(内田 雅也)

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2019年11月13日のニュース