菊池雄星、またも5勝目ならず…4回途中9安打5失点、チームは逆転勝ち

[ 2019年8月14日 12:29 ]

ア・リーグ   マリナーズ11―6タイガース ( 2019年8月13日    デトロイト )

タイガース戦に先発した菊池(AP)
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 マリナーズの菊池雄星投手(28)が13日(日本時間14日)、敵地デトロイトでのタイガース戦に先発。3回1/3を9安打5失点、3三振1四球で、6月23日のオリオールズ戦以来となる5勝目はならなかった。チームは6回に6点を奪って逆転勝ちした。

 菊池は初回、内野安打と二塁打で2死二、三塁のピンチを背負ったが、5番・ロドリゲスを空振り三振に仕留めて無失点での立ち上がり。しかし味方打線が1点を先制した直後の3回、3番・カブレラにライトへの適時二塁打を許し同点とされた。さらに3―1と勝ち越した直後の4回には先頭の6番・ヒックスに右越えソロ、8番・ロジャースに左越え2ランを被弾。試合をひっくり返されると、なおも1死二、三塁とピンチを広げ、降板となった。

 それでも打線は3―6で迎えた6回、シーガー、マーフィーの2者連続弾などで一挙6点を奪って逆転。菊池の黒星を消すとともに、チームの連敗を3で止めた。

 ▼菊池の話 ボール自体は手応えがあったが、大事なところで甘く入ったのを打たれた。チェンジアップはいい動きだったが、スライダーが(良くなかった)。スライダーは一番の決め球だが、今日はちょっと難しかった。(共同)

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2019年8月14日のニュース