夏の甲子園 2年ぶり台風の影響で試合順延 15日の3回戦全4試合が対象

[ 2019年8月14日 10:29 ]

甲子園球場
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 第101回全国高校野球選手権の大会本部は14日、台風10号の影響による試合開催について会議を開き、15日(第10日)の全4試合を16日に順延すると発表。このため、準々決勝は18日、翌19日は休養日となり、20日が準決勝、今大会から準決勝後にも休養日が設けられたため、21日は休養日で、決勝は22日に行われる予定となった。台風による全試合順延は2017年、第99回大会の8月15日以来2年ぶりとなる。

 15日(第10日)は、第1試合が岡山学芸館(岡山)―作新学院(栃木)、第2試合が東海大相模(神奈川)―中京学院大中京(岐阜)、第3試合は明石商(兵庫)―宇部鴻城(山口)、第4試合は海星(長崎)―八戸学院光星(青森)がそれぞれ3回戦を行う予定だった。

 2017年の第99回大会では、8月7日に予定されていた開会式と1回戦の3試合が台風接近により順延。この時は、開会式リハーサル後の午前11時に決定した。開会式の中止は1920、1960、2014年以来4度目だった。同年の大会では8月15日も台風により全試合が順延となった。

 超大型とされる台風10号について、気象庁は13日、臨時記者会見を開き、お盆期間中の14~15日に九州や四国に接近・上陸し、西日本を横断する見込みと発表。降水量は多い所で1000ミリを超えると予想されており、15日は大潮とも重なるため、大雨や暴風雨に加えて高潮にも警戒が必要だとしている。

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