巨人・丸、7年連続10号!首位広島に肉薄0.5差「久しぶりにいい手応え」

[ 2019年6月16日 05:30 ]

交流戦   巨人8-5日本ハム ( 2019年6月15日    札幌D )

2回、丸は2ランを放つ(撮影・森沢裕)
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 巨人・丸佳浩外野手(30)が15日の日本ハム戦の2回、右翼席中段へ10号2ランを放った。この一発で13年から7年連続の2桁本塁打に到達。貴重な追加点につながり、FAで加入した「優勝請負人」が勝利に貢献して首位・広島とのゲーム差を0・5に縮めた。16日にも、5月20日以来の首位に再浮上する。

 一振りで仕留めた。3―0の2回2死二塁。丸が、金子の外角甘めに入った140キロ直球にバットを一閃(いっせん)。打った瞬間、それと分かる10号2ラン。広い札幌ドームの右翼席中段に突き刺した。

 「カウントも有利だったし、初回も四球が続いていたから、ゾーンで勝負してくるんじゃないかと。久しぶりにいい手応えでした」

 第1打席はストレートの四球。2回の第2打席も2球連続でボール。7球目に来たこの日初のストライクを真芯で捉えた。「我慢するところは我慢しながら、1球目のストライクをしっかり前に飛ばすことができた」。2年連続リーグMVPに輝いた昨季は、歴代4位タイの年間130四球も選んだ。好球必打の姿勢を象徴する一打は15試合ぶりの一発となり、7年連続の2桁本塁打に到達した。

 4年前の「授業」が現在の活躍の根底にある。広島時代の15年秋季キャンプ。石井琢朗打撃コーチ(現ヤクルト)がホワイトボードに書いた教え「成功の3割ではなく、失敗の7割を生かし、どう点を取るか」を頭に叩き込んだ。

 「無死満塁で6―4―3のゲッツーでも1点が入る。最悪、内野ゴロでもいいと思うと、いい意味で心に余裕を持って打席に入れるようになった」。カープナインとともにメモにとった教えを胸に、巨人でも変わらぬ打席での存在感。岡本との今季3度目のアベック弾にもなった。

 巨人にFA移籍1年目の選手で、6月までに2桁本塁打到達は4人目。過去3人はいずれも30本塁打以上を放っており、量産に期待がかかる。背番号8は打率・303、34打点に加え、一発でもチームをけん引。原監督も「2アウトからああいう点の取り方は非常にダメージがありますね」と称えた。丸の古巣で首位の広島とは0・5ゲーム差に肉薄。泰然自若のスラッガーは、やはり頼もしい。(青森 正宣)

 ≪初アーチで天敵攻略≫丸(巨)が金子(日)から交流戦通算20号となる今季10号。金子とは本塁打を放つ直前まで12打数1安打の打率・083で本塁打、打点ともになし。対戦15打席以上では山内壮馬(中)の・095を下回る最低打率だったが、初アーチで天敵を攻略した。また、巨人でFA入団1年目に10本塁打以上は12年村田の12本以来7人目。うち、6月までに10号到達は97年清原、00年江藤、07年小笠原に次ぎ4人目だ。なお、過去3人は全てシーズン30本塁打以上打ったが丸も続くか。

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