明大、逆転で決勝進出 ドラフト候補・伊勢が7回無失点の好救援「信頼を取り戻すために…」

[ 2019年6月16日 15:12 ]

全日本大学野球選手権準決勝   明大5―1東農大北海道オホーツク ( 2019年6月16日    神宮 )

<明大・東農大北海道オホーツク>力投する明大2番手・伊勢(撮影・郡司 修)
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 明大が逆転で東農大北海道オホーツクを下し、決勝に進出した。

 先発の竹田祐投手(2年、履正社)が2回まで4安打1失点とピリっとせず、同点の3回から伊勢大夢投手(4年、九州学院)が登板。自己最速を1キロ更新する151キロをマークする力のこもった投球で7回のロングリリーフを1安打無失点と好投。8回に勝ち越しを呼び込んだ。伊勢は「きょうはたまたま…でも抑えようと思って力を入れて結果が出たのは良かった」と安ど。リーグ戦は調子が上がりきらなかっただけに「迷惑をかけてしまった。信頼を取り戻すためにはしっかり投げないとと思った」と振り返った。

 善波達也監督は「竹田がリズムが出てこず、このままだと攻撃にリズムが出てこないと思って交代させた。伊勢はボールの質もよかった。テンポよく投げてくれた」と話し、「明日は(森下)暢仁でいきます」とエース森下の先発を予告した。

 38年ぶりの日本一に王手をかけた。あすの決勝へ森下は「自分の持っている所を全部出し切りたい。日本一をつかめるチャンス。何が何でもチーム一丸となって、つかみ取らないといけない」と力をみなぎらせた。

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2019年6月16日のニュース