鷹のサブマリン・高橋礼 獅子封じ連敗ストップ!ハーラートップタイ5勝

[ 2019年5月17日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク5-1西武 ( 2019年5月16日    ヤフオクD )

5勝目を挙げた高橋礼は森(右)からウイニングボールを受け取り笑顔を見せる(撮影・岡田 丈靖)
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 ブレーク中のサブマリンが、チームの危機を救った。ソフトバンクは16日の西武戦で高橋礼投手(23)が8回を投げて5安打1失点の好投。ハーラートップタイで無傷の5勝目をマークし、チームの連敗を3で止める快勝の立役者となった。前日の時点で5球団が2・5ゲーム差にひしめいていた混戦から、首位の鷹軍団が再び加速する。

 今季6度目の登板で、西武戦は早くも3試合目の先発だった。高橋礼は気迫と冷静な思考で相手打線の上を行き、リーグトップに並ぶ5勝目を手にした。

 まずは気持ち。今カード2試合で3本塁打を放っていた4番・山川に対しては3打席で合計9球中、8球が直球勝負。130キロ台後半で、徹底して内を攻めた。「内角を狙った球がびびって甘くなるのが一番駄目。(バッターボックスの)ライン上に行くくらい、突っ込んでやろうと思って投げた」。7回に左前打を許したが、一発は許さなかった。

 そして、工夫。「打ち気になっているところで、フォームの間を変えると有効だと分かった」。打者を見ながら、上げた左足を下ろすタイミングに変化をつけた。5回1死、メヒアに対してはクイック気味に直球を投げて追い込み、ゆっくり下ろして緩いスライダーで遊飛。球種に加え、フォームでも緩急をつけた。

 今季は自身初の開幕ローテーション入り。4試合に登板後、右肩の蓄積疲労のため一度、ローテーションを飛ばした。先月末には体調不良にも見舞われたが、8日の楽天戦で復帰。今回は中7日で万全を期し「キャッチボールの時間をしっかり取って、確認できた」と、チームの配慮にも感謝した。110球で自己最長の8回を投げ、5安打1失点。無四球でまとめた。今季チーム最短、両リーグでも3番目に早い2時間24分で試合は終わり「帰ってゆっくりできる」とおどけた。

 チームで唯一の下手投げ右腕が、チームの連敗を3で止める快投。無傷の5連勝に、工藤監督は「(西武とは)3回目でデータが集まる中、それを上回る投球ができるのは、球威と、制球ができた証」と2年目の成長に目を細めた。(川島 毅洋)

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