ホワイトソックスが奇策?メジャーでは珍しいスクイズで決勝点

[ 2019年5月17日 16:06 ]

ブルージェイズ戦の8回に決勝点となるスクイズを決めたホワウトソックスのコーデル(AP)
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 ホワイトソックスは16日、地元シカゴでブルージェイズを4―2で下して今季20勝目(22敗)を挙げたが、2―2で迎えた8回1死1、3塁でもぎとった決勝点は、9番ライアン・コーデル(27)によるスクイズ・バントによるもの。

 カウント2―1からやや一塁側にボールを転がし、三走のヨルマー・サンチェス(26)がホームを踏んだ。ブルージェイズの投手、デレク・ロー(28)は捕球後に前に倒れながら捕手のダニー・ジャンセン(24)に送球したがタッチはできずセーフ。このあとローリー・ガルシア(28)の左犠飛で4点目を奪ってホワイトソックスは4点目を入れた。

 セーフティー・バントではない形でのスクイズ(SUICIDE・SQUEEZE)はメジャーでは珍しく、この場面でもコーデルに当初出されていたサインはセーフティーでのスクイズ。しかし4球目でサインが変わり、コーデルは腰を落としてバットにボールを当てた。

 コーデルは「スクイズは何度か経験があるけれどすべてセーフティーだった。だからちょっと勝手が違っていたよ。でも幸運にもバットに当てられる球が来たのでよかった」と笑顔。この日はスクイズ以外に内野安打を2本放っており、打率は・253に上昇した。

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