脳腫瘍から復活へ 阪神・横田 原口実戦復帰が刺激「少し悔しい気持ちが湧きました」

[ 2019年5月17日 05:30 ]

ノックを受ける横田 (撮影・奥 調)
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 脳腫瘍からの復活を目指す阪神・横田が16日、大腸がん手術を経て2軍で実戦復帰した原口から大きな刺激を受けたことを明かした。

 「原口さんの姿を僕も見習っていかないといけないと思った」

 3月上旬からリハビリを開始した原口とは遠征中の残留練習などで多くの時間をともにしてきた。何より大病に打ち克ち、再びグラウンドに立つという共通の目標があった。一足先に8日のウエスタン・リーグ中日戦で実戦復帰した背番号94。代打登場で鳴尾浜球場に詰めかけたファンから万雷の拍手を送られる光景を、ベンチ入りしていた横田は目に焼き付けていた。

 「刺激とかそういう気持ちよりも、少し悔しい気持ちがあったんです。自分はまだ試合にも出てないんで…。その時は少し悔しい気持ちが湧きました」

 選手として偽りない本心だろう。17年2月の春季キャンプ中に離脱してから昨年まで2年間、実戦には出場していない。毎日ユニホームを泥だらけにしていた男にとって自己表現できない長い日々を思えば焦りもある。特に今年は「試合に出て応援してくれる人に恩返しする」と覚悟が強い。

 現在は鳴尾浜、舞洲での公式戦でベンチ入りし、試合前のシートノックでは右翼にも就く。シート打撃など実戦形式の練習への参加が次のステップとみられる。「一つずつ、できることをやっていく」と足もとを見つめ、鳴尾浜でフリー打撃などで汗を流した。原口と交わした約束がある。「“一緒に甲子園のお立ち台に立とうな”と言ってもらえたので」。聖地へ戻る理由がまた一つ増えた。(遠藤 礼)

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