中日・阿知羅 6年目のプロ初勝利!「攻める気持ちで」粘投5回2失点

[ 2019年5月5日 17:54 ]

セ・リーグ   中日6―5ヤクルト ( 2019年5月5日    ナゴヤD )

<中・ヤ>5回表2死、代打・西田を空振り三振に抑え、吠える阿知羅(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 中日の先発・阿知羅が5回3安打2失点でプロ初勝利を挙げた。

 初回1死から上田、青木の連打で一、三塁のピンチを招いたが、山田哲を内角直球で二飛、雄平を捕邪飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 その後もヤクルト打線に臆することなく内角を大胆に突き、許した失点は4回の雄平の2ランのみ。「初回、ピンチを迎えたが攻める気持ちは持ち続けて投げると決めていたので、最後までその気持ちは消えることなく投げることができました」と振り返った。

 打線も先発右腕に白星を送ろうと、初回から奮起。2回1死三塁では阿知羅自ら右前適時打。プロ初安打が初打点となり貴重な追加点を手にした。その後も打線は5回までに毎回得点で6点を奪った。

 阿知羅は大垣日大、JR東日本をへて、13年ドラフト4位で入団。この日がプロ3度目の先発マウンド。6年目で念願の白星を手にし、笑みを浮かべた。

続きを表示

2019年5月5日のニュース