阪神・高橋遥 今季初登板初先発も5回途中5失点KO「申し訳ない」 4失策で足引っ張られ…

[ 2019年5月5日 16:06 ]

セ・リーグ   阪神―DeNA ( 2019年5月5日    甲子園 )

<神・D>5回1死一塁、降板となり、悔しげにマウンドをおりる高橋遥(手前)(撮影・坂田 高浩)
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 無念のKOだ。今季初登板初先発となった阪神・高橋遥人投手(23)が4回1/3を8安打5失点でマウンドを下りた。

 打者の手元で伸びるような自慢の真っすぐの威力は抜群。初回にロペス、筒香を連続三振に仕留めるなど、立ち上がりから持ち味を発揮したが、この日は味方の守備が崩壊。2回に3失策と適時野選で先制を許すと、2―2の5回1死一、二塁では神里の右前打を糸井がポロリ。二走・筒香の生還を許すと、さらに本塁への大暴投で走者を二、三塁まで進めてしまう。これだけ足を引っ張られるとさすがに踏ん張れず、続く嶺井に右前2点打を許し、ベンチからタオルが投げ込まれた。

 「巡ってきたチャンスで自分自身もチームの良い流れに乗って行きたかったのですが、ピンチの場面で粘りきることができませんでした。期待に応えることができず、申し訳ない気持ちです」

 素質の片鱗は見せた左腕だが、盛り立ててくれるはずの守備陣が4失策では…。あまりにも不運な初登板となってしまった。

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2019年5月5日のニュース