巨人、野上踏ん張れず延長サヨナラ負け 原監督「課題は多い」

[ 2019年5月5日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人2―3広島 ( 2019年5月4日    マツダ )

10回2死二塁、原監督(左から2人目)がマウンドに足を運んでゲキを飛ばすも直後にサヨナラ負けとなる(撮影・北條 貴史)
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 巨人は今季初の延長戦でサヨナラ負けを喫して2連敗。2―2の10回2死二塁から、野上がバティスタに左越え適時打を許した。直前に原監督が勝負の意思確認のためマウンドに向かったが、スライダーが真ん中付近に入った。指揮官は「もう少し点を取ればということがあるし、もうひと踏ん張りというところもある。課題は多い」と振り返った。

 10連戦中でナイター後のデーゲームだったため、通常より1時間50分遅く球場入り。全体練習を行わず各自がコンディションを整えた。指揮官は「(午後)2時プレーボールで最高の状態にしようと」と最善策を取った。

 打順も組み替えた。1番・吉川尚の離脱後、4月16日広島戦から1番・坂本勇、2番・丸で組んできたが、1番・坂本勇で2番に山本を挟み、3番に丸を置いた。初めて2人を離し「今日に関しての最善であろうと。少し全体的に沈滞している中で」と指揮官。四球で開幕からの連続出塁を30試合に伸ばしていた坂本勇が7回に遊撃内野安打。1死一、二塁として丸が中越え2点二塁打で逆転したが、中継ぎ陣が踏ん張れなかった。 (神田 佑)

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2019年5月5日のニュース