山本昌氏 大船渡・佐々木投手のフォーム分析「伸びやか」「5割(の力)でも140キロ」

[ 2019年5月5日 13:24 ]

3回無失点の大船渡先発・佐々木(撮影・島崎忠彦)
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 野球解説者で元中日の山本昌氏(53)が5日放送のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。今秋ドラフトの超目玉、大船渡・佐々木朗希投手(3年)についてコメントした。

 佐々木は3日の高校野球春季岩手大会沿岸南地区2回戦の住田戦に先発。最速163キロの剛球を封印し、3回を投げ1安打無失点4奪三振でチームを5回コールド勝ちに導いた。球速を抑える投球スタイルで最速は139キロだった。

 番組では、この日の投球をVTRを交えて紹介。山本氏は「5割くらい(の力)で投げているんですけど、5割でも140キロ近く出るんですよね。ですから、最後の(夏の)大会は彼1人で投げるでしょうから、勝ち進んだ時のためにこういう力を抜いて投げる練習もしたいというところですね。強豪校やピンチの時に1つギアを上げて投げる練習ですよね」と解説。そして「やっぱり令和の怪物と言っても過言ではないと思う。素晴らしい伸びやかなフォームで将来性も十分だと思います」と話していた。

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