大経大、接戦で大院大下す 期待の山本が強気のリードで勝利に導く

[ 2019年5月5日 13:48 ]

関西六大学野球春季リーグ戦 2回戦   大経大3―2大院大 ( 2019年5月5日    わかさ京都 )

7回1死二塁のピンチをしのぎ、笑顔でベンチへと引き揚げる大経大・山本健
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 接戦を制し、対戦成績を1勝1敗とした。2―2の9回無死一、三塁、岩切海斗内野手(4年=鳥羽)の中前打でサヨナラ勝ち。投手陣も先発・内林瑞貴投手(3年=近江)から新谷和真投手(3年=大阪桐蔭)のリレーで大院大を2点に抑えた。

 期待の戦力が流れを変えた。5回に同点とされると、6回から1年生の山本健太朗捕手(明石商)が出場。6、7回とともに1死二塁のピンチをしのぎ、自軍へと流れを引き寄せた。全て途中出場ながら、リーグ戦3試合目の出場。接戦の展開は初めてだったが「逃げて負けるくらいなら、どんどん攻めて行こうと思った」と腹を決めた。強気のリードに加え、8回1死一塁では二塁送球完了タイム1・9秒台の強肩を生かして二盗を阻止。捕手としての能力の高さを示し、チームを勝利に導いた。

 明石商では昨年夏の甲子園大会に出場。同校・狭間善徳監督の教えは深く、胸に刻まれている。

 「1点に対する執着心がすごい監督でした。自分の中で、それは絶対に忘れないようにしています」

 練習時間自体は高校時代より減ったが、足りない分は自主練習で補う。高校に比べ、木製バット対策として、カットボール、ツーシームなど手元で小さく動く球を投げる投手が多いと実感する。1点を守り切るために、捕球技術を上げることを第一に練習に取り組んでいる。

 山本和作監督は「肩とかは申し分ない。彼に足りないのは(大学野球の)経験値だけ」と言う。07年秋以来、優勝から遠ざかる大経大。まずは今季初の勝ち点を挙げ、秋につなげる。来季以降に向け、楽しみな新戦力が力を付けつつある。

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