広島VS巨人 2日連続の延長戦は3―3で痛み分け 借金完済懸かった9回に中崎打たれる

[ 2019年5月5日 17:53 ]

セ・リーグ   広島3―3巨人 ( 2019年5月5日    マツダ )

<広・巨>9回1死二塁、坂本勇に同点適時打を浴びて呆然とする中崎(撮影・北條 貴史)
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 広島―巨人の3連戦最終戦は延長12回の末、規定により3―3で引き分けに終わった。

 広島は今季初登板初先発となった中村祐が初回に先制点を失ったが、その裏に主砲の鈴木が自身通算100本目のメモリアルアーチとなる右越え9号2ランを放って2―1と逆転。3回に追いつかれたが、2―2で迎えた4回、2死三塁から会沢が3試合連続タイムリー&4試合連続打点となる左前適時打を放って勝ち越した。

 だが、勝利目前の9回に守護神・中崎が坂本勇に同点打を許して3―3で2試合連続の延長戦に突入。延長10回の無死一塁では野間の送りバントが併殺打となり、12回も1死満塁とサヨナラ機を築いたが、あと1点が取れなかった。

 巨人は初回に亀井の中犠飛で先制し、1―2と逆転されて迎えた3回には坂本勇が左越え10号ソロを放って同点。だが、2―3で迎えた5回の無死一、三塁で無得点に終わると、8回には1死一塁で小林の送りバントが併殺打となり、再び無得点。

 9回には代打・重信の中前打から1死二塁とし、坂本勇の左前適時打で同点として延長戦に持ち込んだが、11回の2死三塁で代打・中島が二ゴロで終了。12回は7番手・フランスアの前に坂本勇と岡本が空振り三振を喫するなど3者凡退に終わった。

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