広島・鈴木誠也 本拠マツダで100号メモリアル弾 江藤の球団記録を24年ぶり更新、24歳で到達

[ 2019年5月5日 13:53 ]

セ・リーグ   広島―巨人 ( 2019年5月5日    マツダ )

<広・巨>1回2死一塁、鈴木は逆転2ランを放つ(撮影・森沢裕)
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 広島の若き主砲・鈴木誠也外野手(24)が巨人戦(マツダ)の第1打席で2試合ぶりとなる今季9号2ランを放ち、史上290人目の通算100本塁打を達成した。

 0―1で迎えた初回、2死一塁の場面で、巨人先発・山口俊が投じた2ボール1ストライクからの4球目、外角低め直球を右翼スタンドへ。主砲の放った逆転2ランに真っ赤に染まったスタンドのボルテージは早くも最高潮となった。

 二松学舎大付高(東京)から2012年ドラフト2位で広島入りした鈴木は、プロ2年目の2014年9月25日に行われたヤクルト戦(神宮)で左腕・石川雅規から打った初回の先頭打者本塁打がプロ初アーチ。その初本塁打から1683日目に今度は4番打者として100本塁打に到達した。

 「打ったのはストレート。自分のスイングでしっかり捉えることができた。よく伸びてくれましたね」

 通算100本塁打の最年少記録は1989年清原和博(西武)の21歳9カ月だが、広島では1995年江藤智の25歳0カ月がこれまでの最年少。24歳8カ月の鈴木はこれを24年ぶりに塗り替える球団新記録となった。

 また、通算536本塁打の山本浩二が677試合、同504本塁打の衣笠祥雄が667試合で100号に達したのに対し、鈴木はこの試合が541試合目と“レジェンド超え”のスピード達成となる。
 

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