市和歌山 先制弾の緒方「小さい頃から甲子園で打ってみたかった」

[ 2019年3月28日 14:17 ]

第91回選抜高校野球大会第6日第2試合 2回戦   市和歌山6―2高松商 ( 2019年3月28日    甲子園 )

<市和歌山・高松商>初回2死、左中間に先制のソロ本塁打を放ちガッツポーズの市和歌山・緒方 (撮影・後藤 大輝)
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 第91回選抜高校野球大会第6日は28日、甲子園で行われた。第2試合からは2回戦に入り、市和歌山(和歌山)と高松商(香川)が対戦。市和歌山商は、好機を確実に生かし8安打で6得点。投げては柏山、岩本のリレーで2失点に抑え、6―2で勝利。52年ぶりの8強入りを果たした。

 試合後、半田真一監督(38)は「選手たちが力を発揮してくれた。8強ということでうれしい気持ちでいっぱいです」とナインを称えた。背番号9の柏山が6回途中まで2失点と好投し、リリーフのエース岩本が無失点投球。指揮官は「秋はこの2枚で戦ってきたので2人に試合を託した。柏山は粘り強い投球を見せてくれた」と納得の表情を見せ、打線については「センター中心に、の指示通りに打っていってくれた」と話した。第1試合では、同じ和歌山勢の智弁和歌山が13―2で大勝し「智弁さんのゲームは刺激になる。自分たちもあそこを目指してやっている。決勝で戦えればありがたい」と話した。

 また、初回2死から先制の左越え本塁打を放ち、チームを勢いづけた3番・緒方は「小さいころからこの甲子園で打ってみたかった。気持ちよかった」と笑顔を見せていた。

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