桐蔭学園初戦敗退…森が3安打も「自分がチャンスで打てなかった」

[ 2019年3月28日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第5日 1回戦   桐蔭学園3―5啓新 ( 2019年3月27日    甲子園 )

初戦敗退を喫し、肩を落とす桐蔭学園ナイン(撮影・北條 貴史) 
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 桐蔭学園は初出場の啓新に競り負けて初戦敗退。片桐健一監督は「勝負事は勝たないと。中軸が点の欲しいところで仕事ができなかった」と振り返った。

 2回、0―3から2点を返し、なお2死満塁。OBの高橋由伸巨人前監督も観戦に訪れた中、「由伸2世」と呼ばれる主将で3番の森が3球三振を喫した。森は7回の適時内野安打など3安打を放ったが「チャンスで自分が打てなかった。あの(2回の)2打席目を忘れないようにしたい」と悔やんだ。

 昨秋関東大会を制して乗り込んだ聖地。前回出場の03年春以来の甲子園勝利を逃した。森は「いろいろな先輩方もいたグラウンドに、もう少し長くいたかった。もう一度、夏にここで試合をできたらと思います」と誓った。 (春川 英樹)

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2019年3月28日のニュース