明石商・中森 最速146キロ、昨夏雪辱の完投も満足感なし

[ 2019年3月28日 05:30 ]

第91回選抜高校野球大会第5日 1回戦   明石商7―1国士舘 ( 2019年3月27日    甲子園 )

1失点完投勝利を挙げた明石商・中森(撮影・北條 貴史) 
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 一回り大きくなって帰ってきた。明石商の2年生右腕・中森が9安打を許しながらも、10奪三振1失点完投。141球を投げ切り「疲れは結構、ありました」と笑った。

 初回の初球に自己最速に並ぶ146キロを計測。全開で立ち上がると2回以降はスプリットなどを効果的に使って要所を締めた。「ペース配分をして、8、9回は力を入れて投げました」。終盤の2イニングは完全に抑えた。

 昨夏は八戸学院光星との初戦に3番手で登板。145キロを出したが延長10回に決勝打を浴びた。雪辱を期し、冬場は体幹強化と「食トレ」に集中。小学時からお茶代わりに飲んできた牛乳は、今でも一日1リットルを飲む。「夏に打たれたのは高めに浮いた球。低めに投げるため、体づくりから意識した」という。

 完投勝利の満足感はなく「もっと、もっとできると思う」と言い切った。09年の清峰(長崎)以来となる公立校優勝へ、伸びしろしかない右腕が原動力となる。(桜井 克也)

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