習志野・飯塚、無失点リリーフで初8強「大会NO・1投手とやったことは誇り、勝てたことはさらに誇り」

[ 2019年3月28日 17:17 ]

<星稜・習志野>9回、2死、最後の打者・奥川(左)を右飛に打ち取り、歓喜する習志野・飯塚(撮影・成瀬 徹)
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 習志野(千葉)が大会屈指の好投手・奥川から3点を奪って優勝候補の星稜(石川)に3―1と逆転勝ち。初のベスト8進出を決めた。

 2回に先制を許したが、4回に竹縄の適時打で追いつくと7回には敵失で逆転。9回には8番打者の兼子が奥川から左翼スタンドへソロ本塁打を放って貴重な追加点を奪った。投げては先発した背番号17のアンダースロー・岩沢が2回に先制点を許すと、すぐさまエースの飯塚が登板。飯塚は星稜打線を散発3安打に抑え、最後まで失点を許さなかった。

 ダブル主将の1人である竹縄は初の8強入りに「まさかここまで来られるとは思っていなかった」とコメント。「バットを短く持ってコンパクトに打っていった」と好投手・奥川対策について語り、初回の右足死球の影響で3回の守備から交代したもう1人の主将・根本については「根本の分もやっていこうと気持ちを一つにチーム一丸となって戦うことができました」と振り返った。

 また、2回途中から無失点リリーフのエース飯塚は「ホッとしています。相手はいい打者なので低めを攻めていこうと思っていた」と話し、2―1と1点リードで迎えた8回に1死から二塁打を打たれた有松をけん制で刺しピンチを切り抜けた場面については「アイコンタクトでうまくアウトにすることができました」とコメント。奥川との投げ合いについては「大会NO・1投手とやったことは誇り、そして勝てたことはさらに誇りと感じている」と胸を張った。

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2019年3月28日のニュース