日本ハム宮台、初フリーで被安打0 浅間脱帽「凄く伸びてきた」

[ 2019年2月7日 05:30 ]

後方で栗山監督が見守る中、今季初めて打撃投手を務めた日本ハム・宮台
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 東大出身の日本ハム・宮台康平投手(23)が5日(日本時間6日)、今季初めてフリー打撃に登板した。5年目の浅間大基外野手(22)を相手に15球を投げ、安打性の打球はゼロと圧巻の投球。今季の目標に1軍初勝利を掲げる2年目左腕は、東大出身投手では初の先発勝利を目指し、先発ローテーション入りへアピールを続けていく。

 14球目だった。左打者・浅間の外角低めへの直球は、きれいにミットに吸い込まれた。見逃しストライク。事前に球種は伝えていたが、バットは動かなかった。浅間が「凄く伸びてきた」とうなった球が宮台の進化を物語っていた。

 「低めにいい球が決まった。(自己評価は)80点くらい。いろんな人が見ていてブルペンとは違う緊張感はあったし、緊張感を味わえたのはよかった」。

 オフのテーマとしてきたのは「時間差」のあるフォームだ。昨年8月23日のソフトバンク戦(東京ドーム)で1軍デビューしたが、その試合で右股関節を痛めた。回復が長引き、それ以降は1軍昇格の機会はなかった。オフは股関節の柔軟性アップや、スクワットなどで強化に励んできた。「足が回転してから腕を振るという時間差を意識してきた」。踏み出す右足の着地をなるべく我慢して悪癖の体の開きを抑え、下半身を回した後に腕が遅れて出てくるフォームを追求した。

 下半身と上半身が同時に回転するフォームは打者から球筋が見えやすいが、腕が最後まで出てこない「時間差」のあるフォームなら打者を幻惑できる。見守った栗山監督も「今日のような球を投げて自分でつかんでほしい。彼には使命がある。どうしても結果を残さなければいけないシーズンというのは自分が一番分かっていると思う」と期待した。

 次回登板は早ければチームの今季初実戦となる9日(日本時間10日)の紅白戦。同期入団の清宮と対戦する可能性もあり、「そうなれば楽しみ」と熱望した。先発入りを果たせば、母校・東大に近い東京ドームで行われる4月5日からの西武3連戦など同球場でのリベンジの機会も浮上する。難関の先発入りへ、今後も高得点の投球を続けていく。(東尾 洋樹)

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