ソフトB、オリ西獲り参戦 ローテ守れる10勝右腕を獲得調査へ

[ 2018年11月4日 08:30 ]

オリックス・西
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 ソフトバンクが今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得したオリックス・西勇輝投手(27)の獲得調査に乗り出すことが3日、分かった。球団関係者は「FAの選手については調査はする」と話し、宣言した際にはオリックスを含めた複数球団との争奪戦に参戦する構えだ。

 西は今季、25試合に登板し2年ぶりの2桁となる10勝13敗、防御率3.60の成績を残した。ソフトバンクは12年に小久保裕紀氏の引退試合でノーヒットノーランを達成されたこともある。今季、1956年以来、62年ぶりに規定投球回をクリアした先発投手が不在だった。千賀と東浜の両右腕は故障で離脱し和田はキャンプで左肩を痛めて1軍登板なしに終わった。通算74勝をマークしている西は安定してローテーションを守れるだけに補強ポイントと合致する。

 西は大阪・舞洲での秋季練習が始まった10月14日には「(FA宣言するかどうかも)まだ分からない」と話しており、決断に注目が集まる。ソフトバンクがFA補強に乗り出すのは13年の中田(当時中日)、鶴岡(現日本ハム)以来5年ぶり。西獲りで3年連続の日本一へ、盤石なチーム編成を目指す。

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2018年11月4日のニュース