広島・大瀬良 ギータ斬り任せろ 大谷にサヨナラ打浴びた2年前「経験生かしたい」

[ 2018年10月22日 05:30 ]

ピンク色のバットで打撃練習を終えて引き揚げる大瀬良
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 1984年以来、34年ぶりの日本一を争う相手はソフトバンクに決まった。広島は21日、日本シリーズ(27日開幕)に向け、マツダスタジアムで全体練習を再開。第1戦での先発が有力視される大瀬良大地投手(27)は、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)MVPに輝いた「4番・柳田封じ」でCSファイナルステージ(S)に続く開幕星を狙う。

 悲願の日本一達成には、強打を封じるしかない。CSファイナルS5試合で44得点を奪い、すさまじい勢いで広島に乗り込んでくる相手に大瀬良が立ちはだかる。巨人とのCSファイナルS同様、第1戦の先発が有力。警戒心を強めながらも、相手の勢いをそぐイメージを膨らませた。

 「すごい打線。四球が絡むと大量失点につながるイメージがある。試合の入り方が一番大事になってくると思う」

 重厚打線でリーグ制覇した西武を打力で上回ったのだから、その打棒の凄さは疑いようがない。上林、グラシアル、デスパイネ、内川ら要注意人物がズラリと並ぶ。なかでも警戒するのが4番を打つ柳田だ。CSファイナルSでは打率・450、2本塁打、8打点と打ちまくってのMVP。鷹打線を抑えるには「ギータ封じ」がカギとなる。

 「ソフトバンクには、通算でも打たれていると思う。長打もあるし嫌らしい打者もいる。その中でも、4番に走者を置いた状態で回さないようにしないといけない」

 今季、交流戦で対戦した時は3被弾し4回7失点と今季最短での降板を強いられた。それでも「あのときはあのときだから」と同じ轍は踏まない構え。ファイナルS初戦だった17日巨人戦は6回1失点。初回から150キロ台を連発した投球を映像でチェックし「力んでいないつもりだったけど(体の)開きも早かった。次はもう少し落ち着いていきたい」と修正点を確認。この日はブルペンで35球を投げ、調整した。

 日本シリーズは、日本ハムと対戦した16年に救援で2試合に登板。第3戦では大谷(現エンゼルス)にサヨナラ打を浴びた。「あのときは緊張して感覚とか何も考えられなかった。CSとは緊張感も何もかも違うので、経験を生かしたい」。あれから2年で、リーグ最多勝と勝率第1位のタイトルを獲得するまでに成長した。日本一に向け、最も重要な初戦を担う覚悟はできている。(河合 洋介)

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