また松坂世代が一人…中日・工藤が現役引退「14年間ありがとうございました」

[ 2018年10月22日 15:28 ]

現役を引退することになった中日の工藤隆人
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 中日の工藤隆人外野手(37)が、現役を引退することになった。22日、本人から申し出があったもの。

 工藤は弘前実、青森大、JR東日本を経て2005年に日本ハムにドラフト9巡目指名を受けて入団。08年にトレードで巨人に移籍、11年にトレードでロッテに移籍、そして14年から中日でプレーした。

 俊足が武器の外野手で、主に代打、守備固めとして活躍。プロ野球通算14年で通算635試合に出場、784打数199安打49打点1本塁打、打率・254。今季は73試合に出場し、15打数2安打1打点打率・133だった。

 今季、いわゆる“松坂世代”の選手で、BC栃木でプレーしていた村田修一内野手(37)、巨人の杉内俊哉投手(37)、DeNAの後藤武敏内野手(38)、オリックスの小谷野栄一内野手(38)、日本ハムの矢野謙次外野手(38)の引退が発表されたが、また一人ユニホームを脱ぐことを決断した。

 工藤は球団を通じ「14年間現役生活をやり切ることができました。戦力外になり中日ドラゴンズに拾っていただいて、まさか5年間もできると思っていませんでした。生え抜きでもないのにとても思い出に残る球団となりました。中日ドラゴンズのチーム関係者、スタッフ、そしてファンの皆様には感謝しかありません。14年間ありがとうございました」とのコメントを発表した。

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