DeNA単独3位 ソト2発!キングに1差36&37号

[ 2018年9月28日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4―3阪神 ( 2018年9月27日    甲子園 )

<神・D>8回、ソト(右)は決勝の37号ソロを放ち、ロペスとエルボータッチを交わす(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 DeNA・ソトが「幻の本塁打」を2倍にして取り返した。今季6戦全敗だったメッセンジャーから先制の36号ソロ。同点の8回には桑原から決勝の37号ソロを右翼ポール際に叩き込んだ。

 8月31日、同じ甲子園での阪神戦でソロを放ったが3回の攻撃中に降雨ノーゲームに。「今日はちゃんと本塁打になった」と笑った。幻の「28号」が記録に残っていれば本塁打数はリーグトップタイの38本になっていたが「タイトルは考えないようにしている。大事な時期なので、チームの勝利に貢献することに集中している」とクールに言った。

 来日1年目。本塁打量産の源は、毎日食べても飽きないという日本の牛肉だ。25日まで滞在した広島では、ロペスと焼き肉店でタンやハラミなどを堪能した。雨天中止になった前日は、甲子園遠征中のチーム宿舎で計500グラムのステーキを平らげ「メニーメニー、フィレステーキ。オイシイ!」。良質なタンパク質を摂取して蓄えたパワーを爆発させ、リーグトップの175本塁打を誇る「バズーカ打線」をけん引している。

 並んでいた巨人を抜き7月20日以来69日ぶりの単独3位に浮上。ラミレス監督は「今日はゲームが成立して、ああいった形で打ってくれて良かった」とご満悦だ。3連勝の勢いそのままに、28日の巨人との一戦に挑む。 (重光 晋太郎)

 《9月は両リーグ最多となる10本塁打》ソト(D)が36号先制弾に37号勝ち越しの決勝弾。今月は両リーグ最多となる10本塁打の量産でセ最多の筒香(D)、丸(広)に1本差に迫った。また、マルチ本塁打は今季8度目。シーズン最多記録は85年バース(神)と落合(ロ)、13年バレンティン(ヤ)の11度だが、球団記録は16年筒香の9度となっており、あと1度で並ぶ。

続きを表示

2018年9月28日のニュース