メッセ 復調アピール 16日ぶり登板、右肩故障から「戻れてうれしい」

[ 2018年9月28日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―4DeNA ( 2018年9月27日    甲子園 )

<神・D>6回2失点の力投を見せたメッセンジャー(撮影・井垣 忠夫)
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 エースの「帰還」を示す力投だった。右肩のコンディション不良から16日ぶりの登板だった阪神・メッセンジャーは6回2失点で復調を印象づけた。白星は逃しても、シーズン最終盤へフル回転で腕を振る決意だ。

 「1イニング、2イニング目はしっくりこなかったけど、アドレナリンも出てきて楽しむことができた。負けたのは悔しいけど、クオリティースタートを達成できたので満足しているよ。戻れてうれしいね」

 初回は制球が定まらず2四球で満塁を招くなど実戦から15日間も遠ざかった影響は隠せなかった。3回にはソト、ロペスに連続被弾。「ソトには失投、内に入ってしまったけど、ロペスはいいところにいって泳がせたけど、うまく芯で捉えられた」。試練で始まった復帰戦を中盤以降は立ち直ってみせた。

 4回からの3イニングは打者9人で片付ける完璧投球を披露。5回に同点、6回には勝ち越しの援護を得て勝利投手の権利を手にし、降板後はベンチ最前列で声を張り上げた。結果的に救援陣が再逆転を許し、王手をかけていた日米通算100勝はまた持ち越し。6試合連続の勝利なしは来日後の先発では自己最長ブランクとなり、勝利の美酒は遠かった。

 危険球退場で3回1/34失点だった11日の中日戦後、自ら登録外を申し出た。再調整期間は疲労を取ることを最優先し、屋外でキャッチボールを再開したのは5日前の22日。23日に1軍再合流し、一度のブルペン入りだけで本番に臨み、結果を出した。

 降板後にがっちり握手してねぎらった金本監督も「心配していたけど、病み上がりにしては十分、投げてくれた」と深くうなずいた。今後は2度の中5日登板でレギュラーシーズンを完走する計画。自ら決断した“小休止”が間違ってなかったことを証明する。    (遠藤 礼)

 《6試合の足踏み》メッセンジャー(神)の日米通算100勝はまたも持ち越し。8月10日DeNA戦の勝利以降6試合(1敗)の足踏みは、来日1年目の10年に初登板からすべて救援で記録した11試合連続勝利なし(1敗)に次ぐ長さで、同年7月の先発転向以降では最長。今季6戦6勝だったDeNA戦で初めて白星なしに終わった。

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