巨人・長野 劇的なサヨナラ3位浮上弾 お立ち台で絶叫「村田さん、見てますか〜!」

[ 2018年9月28日 22:31 ]

セ・リーグ   巨人1―0DeNA ( 2018年9月28日    東京D )

<巨・D>お立ち台でガッツポーズの長野(左)と菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人・長野久義外野手(33)が劇的なサヨナラ弾で息詰まる投手戦に決着。チームを3位に再浮上させた。

 長野は0―0のまま迎えた9回、1死走者なしの場面で打席に入り、この回から登板したDeNA3番手の左腕・砂田が投じた1ストライクからの2球目、真ん中低めのフォークボールを左翼スタンドへ。この12号ソロが劇的なサヨナラ弾となり、9回5安打完封の菅野に14勝目(8敗)をプレゼントした。

 菅野とともにお立ち台に上がった長野は「うれしいですけど…2回のチャンスで打てなかったので、その分が残念です」と2回無死二、三塁と絶好の先制機に右飛に終わり、結局この回チームが無得点に終わった反省の弁からスタート。「出塁することを心がけて打席に入ったんで、入ってくれて良かったです」と冷静な口調で振り返った。

 サヨナラ弾は2013年8月29日の阪神戦(東京D)以来5年ぶり自身3度目。お立ち台を通じて冷静さを保った長野だったが、最後に一言求められると「村田さん、見てますか〜!」と絶叫。日大、巨人を通じての先輩で、この日の試合前に引退のセレモニーを行った村田修一氏(37)に向けて渾身のエールを送った。

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