マー君 2戦連続乱調6敗目 WCG先発最有力も…指揮官「まだ候補」

[ 2018年9月28日 05:30 ]

ア・リーグ   ヤンキース7―8レイズ ( 2018年9月26日    セントピーターズバーグ )

<レイズ・ヤンキース>4回0/3を6安打4失点(自責3)で6敗目を喫した田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地レイズ戦で4回0/3を6安打4失点(自責3)と精彩を欠いた。レギュラーシーズン最終登板が濃厚なマウンドで、ビジターゲームで今季初黒星となる6敗目(12勝)。4回5失点だった前回登板の20日レッドソックス戦に続く乱調で、ポストシーズンへ弾みをつけることはできなかった。

 名手が珍しい判断ミスを犯した。初回1死一、二塁。クローンの当たり損ねの投ゴロを処理した田中は、体勢を崩しながらも封殺を狙い二塁に送球した。しかし、ベースカバーが遅れた遊撃手エチャバリアのグラブが届かず悪送球に。自信のある守備で2年ぶり、米移籍後2度目の失策を記録した田中は「投げるのをやめなければいけなかった。僕のミス」と唇をかんだ。

 立ち上がりから宝刀スプリットに切れがなく、波に乗れなかった。3点の援護をもらった直後の初回。先頭打者にそのスプリットを左前打されたのを皮切りに、3安打2四死球に自身の失策も絡んで3失点。3回には4番パームに勝ち越しのソロ本塁打を許した。5回先頭のダフィーにもスプリットを右前に運ばれたところで降板。まだ80球だったが、「あれだけランナー出して不安定な投球を続けていたらしょうがない」と自分を責めた。

 今月14日までの10試合で防御率2・09。一発勝負のワイルドカードゲームの最有力とみられていたが、以降2戦8イニングで9失点と乱調が続いた。同じく候補のセベリーノは2連勝中、ハップは7月末の加入から無傷の6連勝で防御率2・34だ。田中は「印象はよくない。誰がどう見たって、いい登板をしてない」と悔しがった。

 アーロン・ブーン監督は試合後、「彼はまだ候補。マサを選ぶとしたら、勝ってくれると自信を持って送り出せる」と話すにとどめた。ポストシーズンでの強さは昨年、証明済み。大役の座は訪れるか。(杉浦大介通信員)

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