龍谷大平安、甲子園春夏通算100勝!鳥取城北にサヨナラ勝ち 原田監督男泣き

[ 2018年8月11日 10:33 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・1回戦   龍谷大平安3―2鳥取城北 ( 2018年8月11日    甲子園 )

<龍谷大平安・鳥取城北>9回2死三塁、安井は左前にサヨナラ適時打、ベンチの原田監督らはバンザイ(撮影・井垣 忠夫)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会第7日は11日、甲子園球場で行われ、第1試合は龍谷大平安(京都)が3年ぶり出場の鳥取城北(鳥取)に3―2でサヨナラ勝ち。甲子園春夏通算100勝目を挙げ、2回戦進出を決めた。戦績は夏60勝30敗、春40勝39敗1引き分けで、通算100勝到達は133勝の中京大中京(愛知)に続いて史上2校目となった。

 龍谷大平安打線は初回、先頭の水谷の中前打と犠打で1死二塁の好機を築き、3番・松本の右越え適時三塁打で先制。4回には2死二塁から小寺の中前適時打で2―0とリードを広げた。8回に試合を振り出しに戻されたが、2―2の9回2死三塁から安井が左翼線へ適時打を放って劇的な勝利。原田英彦監督は涙で節目の勝利を喜んだ。

 先発のエース小寺は7回まで4安打無失点に抑えていたが、8回に連続適時打を浴びて同点とされ、8回途中7安打2失点で降板。2番手の北村は8回1死一、三塁のピンチを切り抜けると9回も無失点で抑え、サヨナラ勝利を呼び込んだ。

 鳥取城北は6年ぶりの初戦突破ならず。8回に山下、吉田の連続適時打でいったんは試合を振り出しに戻したが、先発・難波が9回に力尽きた。難波は9回に鼻血を止血しながら7安打3失点、147球の力投だった。

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