マー君 3被弾6失点で4月以来の黒星 5年連続2桁勝利はお預け「スプリットが一番の要因」

[ 2018年8月11日 11:50 ]

ア・リーグ   ヤンキース7―12レンジャーズ ( 2018年8月10日    ニューヨーク )

4回、2発を浴びてうつむくヤンキースの田中(AP)
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 ヤンキースの田中将大投手(29)が10日(日本時間11日)のレンジャーズ戦に5年連続の2桁勝利を懸けて先発。しかし、6回途中、5回0/3を投げて3本の被本塁打を含む6安打6失点と崩れ、3敗目(9勝)を喫した。田中の黒星は4月17日のマーリンズ戦以来で、自身の連勝は7で止まった。

 3回まで1安打無失点と順調な立ち上がりを見せた田中だったが、4回に2本の本塁打を被弾。4番・ベルトレの右越え2ランで先制されると、6番・ガスマンにも甘く入ったスプリットを叩かれ、右越えソロを浴びた。

 5回は2つの四球で1死一、三塁のピンチを招くと、3番・アンドルスに右翼線への2点適時二塁打を許して5失点目。6回も続投したが、先頭のガスマンにこの試合2本目となる右中間へのソロ本塁打を浴びた。ここでブーン監督がブルペンを指差し、2番手・コールにスイッチ。田中は球数96でマウンドを後にした。

 試合はヤンキースが7―12で敗れ、連勝は4でストップ。6回は田中の後を引き継いだコールも3失点と乱調だった。なお、レンジャーズのガスマンは7回にも左越えソロを放ち、1試合3本塁打の活躍。

 ▼田中の話 スプリットを自分の中で全然コントロールできていなかったのが一番の要因。どういう状態であれ最近は試合をつくって粘ってこられていた中で、こうなったのは悔しい。

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