マエケン　６回途中３失点で８勝目の権利　味方打線が４得点と援護

ナ・リーグ   ドジャース―ロッキーズ （ 2018年8月10日    デンバー ）

ロッキーズ戦に先発したドジャースの前田（ＡＰ）
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　ドジャースの前田健太投手（３０）が１０日（日本時間１１日）のロッキーズ戦に今季８勝目を懸けて先発。６回途中、５回１／３を投げ、１本の被本塁打を含む６安打３失点の内容で白星の権利を得た。バットでは２回の第１打席で左前打を放ち、３打数１安打。

　ドジャースは初回にグランダルの適時打で先制するも、その裏に前田が２ランを被弾。先頭のブラックマンを中前打で出すと、続く２番・ラメーヒューに右越えの一発を浴び、１―２と逆転を許した。

　前田は３回も先頭の３番・ゴンザレスに四球を与えると、１死から５番・ストーリーの適時二塁打で３失点目。だが、直後の４回にドジャースはマンシーの２ランで試合を振り出しに戻すと、５回にはベリンジャーの適時打で４―３と勝ち越した。

　４回を無失点とした前田は、勝利投手の権利が転がり込んだ５回もこの試合で初めての三者凡退として得点を与えず。６回は先頭の７番・デスモンドを左前打で出し、続く８番・アイアネッタから空振り三振を奪ったところで、２番手・ロスカップと交代した。ロスカップは後続を断ち、この回を無失点。この日の前田の球数は１００だった。