マエケン 6回途中3失点も8勝目消えた ドジャース逆転負け

[ 2018年8月11日 13:20 ]

ナ・リーグ   ドジャース4―5ロッキーズ ( 2018年8月10日    デンバー )

ロッキーズ戦の5回、ドールを空振り三振に仕留め、雄たけびを上げるドジャース・前田
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 ドジャースの前田健太投手(30)が10日(日本時間11日)のロッキーズ戦に今季8勝目を懸けて先発。6回途中、5回1/3を投げ、1本の被本塁打を含む6安打3失点の内容で白星の権利を得たが、チームが逆転負けを喫し、勝敗はつかなかった。バットでは2回の第1打席で左前打を放ち、3打数1安打。

 ドジャースは初回にグランダルの適時打で先制するも、その裏に前田は2番・ラメーヒューに逆転の2ランを被弾。3回にも5番・ストーリーに適時二塁打を許して3失点目を喫した。

 しかし、ドジャースは4回にマンシーの2ランで試合を振り出しに戻すと、5回にはベリンジャーの適時打で4―3と勝ち越し。4回と5回を無失点とした前田は、6回に先頭の7番・デスモンドを左前打で出し、続く8番・アイアネッタから空振り三振を奪ったところで、2番手・ロスカップと交代した。

 前田は球数100で降板。ロスカップは後続を断って6回を無失点に抑えた。ドジャースはこのままリードを守り切りたいところだったが、7回にロッキーズが5―4と逆転。4番・アレナドに代わって途中出場のマクマーンが2ランを放った。

 ロッキーズは1点差を守り切り、ドジャースは痛い逆転負け。前田は7月15日のエンゼルス戦以来となる白星を逃した。

 ▼前田の話 良くはなかったが、ぎりぎり粘れたかなと思う。(主審が)なかなかストライクを取ってくれなくて初回に打たれてしまった。その後はもう我慢して投げるしかないと思った。

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