愛工大名電・倉野監督、快勝も白山応援ムードに「甲子園は凄い。勝っていても怖いですね」

[ 2018年8月11日 19:39 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・2回戦   愛工大名電10―0白山 ( 2018年8月11日    甲子園 )

<愛工大名電・白山>試合に勝利し、駆け出す愛工大名電ナイン(撮影・近藤 大暉)
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 5年ぶり12度目出場の愛工大名電(西愛知)が15安打10得点を挙げ、初出場の白山(三重)に快勝。夏の甲子園での連敗を8で止め、88年以来30年ぶりの初戦突破を決めた。

 昨年は夏、秋ともに中京大中京に敗退。倉野光生監督は打ち勝つ「超攻撃野球」への転換を決意し西愛知大会は7試合で9本塁打、64得点と成果を発揮。この日の試合も2桁安打2桁得点と打線が爆発した。「攻撃は思い切っていこうと。ミーティングで超攻撃的にと話して試合に入りました。選手がマイナスの部分を考えずに攻めてくれた」と期待に応えたナインをねぎらった。

 先発の室田は4回を投げ無失点。5回からは秋山が登板し完封リレー。野手も美技で無失点に貢献した。点差が離れてもスキのない野球を見せたが、指揮官は「うーん。甲子園というのは凄いですね。勝っていても、何点取っていても怖い。劣勢のチームをみんなが応援しますので、勝つというのは大変だなと本当に今日学びました」と聖地での1勝の難しさについて思いを打ち明けた。

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