金本監督 采配的中 左腕・東にあえて左3人クリーンアップ

[ 2018年8月11日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3―1DeNA ( 2018年8月10日    横浜 )

<D・神>2回、俊介の適時二塁打で生還した糸井(左)を迎える金本監督(撮影・島崎忠彦)
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 金本采配がズバリ的中した。相手先発の左腕・東に対し、阪神はあえて左3人を並べる福留、糸井、ナバーロのクリーンアップ・トリオで対峙(たいじ)。そして序盤に打ち砕いた。

 「(東は左の方が)相性がいいのもあったし。右打者が苦労するような投手なら(工夫しないと)ね。ナバーロは一塁の守備でもいいところを見せてくれているし、そういう最善の策というかね。一番、勝ちに近づくようなオーダーをいつも話し合っていますから」

 試合前から戦いは始まっている。実は、東はこの日の試合前まで対右の被打率・211に対し、対左は・281というデータがあった。そこで東に対して12打数1安打、打率・083と分が悪いロサリオを先発から外し、ナバーロを一塁起用。さらに中堅には守備重視で俊介を入れた。それが、奏功した。

 まずは2回だ。先頭で右前打を放った糸井に、ナバーロが二塁打で続いた。左2人で無死二、三塁の好機をつくり、1死から俊介が右越え先制二塁打。この回に2点を先制すると、続く3回には福留のソロでリードを広げた。今季初の並びとなった中軸3人と、抜てきの俊介が、そろって役割を果たしてくれた。

 適材適所のオーダーで、過去4度の対戦で計4得点の東から3回までに3得点。「そう(反省を生かした攻略)だね。(東の攻略法は)真っすぐに力負けしないということ。いきなり糸原がいい当たりをしてくれたから、チームも行けるんじゃないかというのもあったと思う。北條も続いたし」と振り返った指揮官は「常に(勢いに)乗っていきたい」と続けた。連勝で3位浮上。猛虎の逆襲は、まだまだこれからだ。(惟任 貴信)

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