メルセデスがスズキにやられた…巨人 マツダで13連敗

[ 2018年8月11日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人3―9広島 ( 2018年8月10日    マツダ )

<広・巨>初回、鈴木(右)に先制2ランを浴び顔をしかめるメルセデス(撮影・北條 貴史)
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 巨人は防御率0点台の好投手を送り込んでも、マツダスタジアムで勝てない。これで昨年8月から続く連敗は13。高橋監督は「ここの球場では、どうしても打たれる。何とかしないといけないよね」と声を絞り出した。

 先発ローテーションを再編し、メルセデスをぶつけた。だが、もくろみは初回に崩れた。2死一塁で鈴木に先制2ランを被弾。「登板する前からいい打線と思っていたが、イメージ通りだった」。4、6回にも連打で追加点を与えた。

 6回11安打5失点。無傷の3連勝を飾ってきた左腕が、登板5試合目で初黒星を喫した。0・62の防御率も1・80まで悪化した。後を受けた野上、中川も立て続けに失点し「投手が打たれすぎや。(マツダで勝つには)ピッチャーが抑えること」と村田ヘッドコーチ。前回マツダでの3連戦は計25失点で、この日も9失点した。これでは劣勢になる。

 4年連続の広島戦負け越しも決まった。首位とのゲーム差は今季ワーストを更新する12・5。何とか1つ勝って、苦手意識を除きたい。 (川手 達矢)

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