白山の栗山、大敗も遊撃で好守連発「人生で一番の思い出」

[ 2018年8月11日 21:29 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第7日・2回戦   白山0―10愛工大名電 ( 2018年8月11日    甲子園 )

<愛工大名電・白山>愛工大名電に敗れるも、多くの歓声に包まれた白山ナイン(撮影・平嶋 理子)
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 あなたにとって、甲子園ってどんな場所でしたか?初出場白山の遊撃手・栗山翔伍(3年)には、特別な時間になったようだ。

 「ビックリした。こんなプレー、自分でもできるんだって。限界を超えるようないいプレーができてうれしくて。楽しもうと、攻めた守備をしました」

 中堅に抜けそうなゴロを好捕して一塁で刺すなど、再三、好守を見せた。試合は、愛工大名電の強打に沈んで0―10で大敗したとはいえ、その広い守備範囲と正確なスローイングが光った。「夢の舞台で楽しくできました。人生で一番の思い出です」

 アルプスは地元津市からやってきた2000人の大応援団で埋まった。栗山の守りは、その地元だけでなく、スタンド全体からの拍手を何度も沸き起こした。

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