マートン 27戦ぶり7号 “パワースポット”米子大好き

[ 2014年5月15日 05:30 ]

<広・神>4回1死、マートンは左越えに勝ち越しソロを放つ

セ・リーグ 阪神4-3広島

(5月14日 米子)
 もう心配ない。米子の夜空に掲げた一筋のアーチが、自身への快気祝いだ。体調不良からの復帰2戦目となった阪神・マートンが、1―1の4回1死から、左翼席に7号勝ち越し場外本塁打を放った。

 4月12日の巨人戦(甲子園)以来、27試合ぶり(欠場1試合)の一発。打点も4月26日DeNA戦(横浜)以来、15試合ぶり(同)だった。

 「打ったのはスライダー。久しぶりの本塁打が勝ち越しになって良かったね」

 前夜は6回以降だけで3打席連続三振を喫した。11日の巨人戦(甲子園)も欠場しており、まだ復調していないのでは…と案じられたが、一振りで不安を払しょくした。4番のゴメスにも適時二塁打が飛び出し、久々に「GM砲」が共演した。

 「今まで打席の中でしっくり来ていない部分があった。そういう中で、一発出たのは良かった」

 アメリカンリズムで心に余裕が生まれている。試合前の打撃練習、限られた持ち時間の中で、ペアを組むマートンとゴメスは、5球なら5球、というように、数球ごとにケージを入れ替わってスイングする。今月上旬の名古屋遠征で関川打撃コーチの発案の元、チーム全体に取り入れたが、その期間が終わってもGM砲は「このスタイルが合っている」と継続を申し出た。実はメジャーがこの“打席入れ替わりスタイル”。慣れ親しんだ時間の過ごし方で打撃の調子を上げていった。

 「いつも打てる球を打てるようにしたい」

 大好きな米子だ。4年前の10年6月22、23日同戦では、2試合計9打数5安打8打点。初戦は満塁弾、2戦目には4安打4打点の大爆発だ。相性の良さは、時がたっても変わらなかった。これで4試合で計18打数8安打の打率・444。“パワースポット”で息を吹き返した主砲。16日からの交流戦前最後の3連戦でも虎党を魅了する。

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