捕球の定義「トランスファー・ルール」が論議の的に

[ 2014年4月22日 10:53 ]

MLB「チャレンジ」制度を検証

 現在、論議の的となっているのが「トランスファー・ルール」だ。捕球成立のためには、ボールをグラブから投げる方の手に移し替える(=トランスファー)まで落としてはならないというものだ。

 MLBがスーパースローモーションでの分析を想定し、今年から捕球の定義に加えた。7日のレッドソックス―レンジャーズ戦では、二塁手からの送球を二塁塁上で受けた遊撃手が、一塁転送前にボールを右手に持ち替えようとして落とした。これで二塁セーフ。レンジャーズのワシントン監督は「投げる動作の間に落とした」と抗議。「チャレンジ」を行使したが判定は覆らなかった。

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2014年4月22日のニュース